人生で初めて「経堂」の駅で降りることになったのは、
そこに、パクチーハウス東京があるから。
それが今年の三月のこと。
それから、こんなにも通うことになるとは。
そのパクチーハウス東京が、この11月から月〜金のみのカレーランチを始めたというので、
遅ればせながら、行ってみる。
パクチーハウスはいつも、キーワードで人をつないでくれる、交流に優しい所。
今回は「手食」。カレーを手で食べるというのだ。
手でものを食べたことがないわけがない。
しかし、カレーを手で食べたことはない。
「世界の半数が手食」のようだが、インド未体験の自分には、
「手食のカレー」はリアルではないし、もちろん初体験。
さらに今回は「地球を救うカレー」なのだという。
この「地球を救う」というのは、今回提携した浜松のスパイスカフェ・ビージャの
「食を通して人と自然の調和を考えて、地球に心地よい空間を作る」
というコンセプトに共鳴したもののよう。(詳細はプレスリリースを)
ナイスなネーミング!
カレーに至る前には、ランチビール。
「地球を救うカレーランチAセット」は、
カレー2種にサラダ(もちろんパクチー乗せ)、飲み物がつき、
そのドリンクで、琥珀エビスグラスも選べてしまうのだ。
ランチのメニューはこちら。
まだ十一時過ぎという早い時間だったが、
隣の年配の女性グループの方々も、みなビールだったので、すかさずビール。
久しぶりの昼ビールもいいものだ。体に沁みる〜。パクチーが効く〜。
そして、お目当てのカレー。
ベジカレーとキーマカレーの二種。
店長のSHIDAX(@celeste_ko1)さんに、食べ方を教わりながら、挑戦。
混ぜる、熱い、混ぜる、まだ熱い。
そして三本の指に乗せ、親指で押して食べる。
スパイスが効いていて、体が、ピシっとなる。
でも、なかなか上手にはできない。
体全体でカレーと格闘している感じに。
さらに、コツを教わってみるのだが。。。
こんな風に、話をしながら食べ進むのもいいもの。
上手くいかない分、ゆっくり食べられるのもいいもの。
カレーと指先と頭と、じんわりと交流しているのが感じられる。
隣のグループも、みんな手食で盛り上がっている!
すっかり、いい汗をかいてしまったが、使われている油が少ないせいか、胃にはやさしい。
カレーは薬膳なんだなあと、改めて実感。
パクチーハウスは「手食」すら自然に溶け込んでしまう素敵な所だ。
今日のナイスは、よくやった自分の指に!
手食で、自分の不器用な指に改めて感謝してみた。
などと書いていたら、
代表佐谷さん(@paxi)のブログに「NHK取材入ります」情報が!
「交流する飲食店」としてニュース9が取り上げるのだとか。
詳細はブログで。