【アートでナイス】フランス大使館の解体前に「No man’s land」(ノーマンズランド)へ!

南麻布のフランス大使館へ行ってきた。

1950年代に建てられた旧庁舎が解体されることになり、

「ノーマンズランド」という名の文化プロジェクトが行われている。

「最初で最後の一般公開」ということもあるらしい。

明治通りからちょっとだけ広尾よりに入ったところにある大使館は

とても多くの人で溢れていた。

2010年1月31日までの木曜日〜日曜日に、入場無料での公開。

日本、フランスのアーティスト70名ほどが、展示発表、制作をしている。

ボルタンスキーのような大物だけでなく、

小山登美夫ギャラリーやミズマギャラリー、ギャラリー小柳なども協力していて

旬なアーティストも参加。

なかなか見ごたえがある展示。

ニューヨークにある学校を利用したMOMAの別館のアートスペース PS1 を彷彿とさせる

空間と作品のほどよい混ざり合いを感じることができた。

大使館の部屋一つ、廊下の雰囲気にも、まだまだ「生気」が残っていて、

作品以外に建物を見てまわるだけでも十分に楽しめそう。

今回は日中に行ったのだが、

金曜土曜は夜10時まで開館しているとか。

雑木林から星空を見上げてみるのもいいかもしれない。

50年間、厳然としてそこにあった建物に

敬意を表して、その存在を感覚として残したいなあと思う。

儚さもまたナイス!

ニコラ・ビュフの新旧庁舎をつなぐ大きな門

ニコラ・ビュフの新旧庁舎をつなぐ大きな門

アガット・ドゥ・バイヤンクールのインスタレーション

アガット・ドゥ・バイヤンクールのインスタレーション


小松宏誠と石渡愛子の「Air Song」。チューブの中を羽毛がふんわりと落ち、消える。

小松宏誠と石渡愛子の「Air Song」。チューブの中を羽毛がふんわりと落ち、消える。


中島崇の成長する厚紙の植物

中島崇の成長する厚紙の植物

三宅信太郎の三色のオブジェ

三宅信太郎の三色のオブジェ

菅木志雄のインスタレーション「連壊ー通景」

菅木志雄のインスタレーション「連壊ー通景」

松井えり菜の境界に浮遊するようなインスタレーション

松井えり菜の境界に浮遊するようなインスタレーション

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【アートでナイス】フランス大使館の解体前に「No man’s land」(ノーマンズランド)へ! への0件のフィードバック

  1. 中島崇 のコメント:

    来場、写真掲載、ありがとうございます!

    まだまだ成長していきますので、お時間があれば
    是非またお越し下さい。

  2. benice のコメント:

    中島さんの作品、印象的でした!
    またお伺いしようと思います。
    サイトもチェックしますね。
    どれだけ成長していくのか楽しみです!
    でも、解体されてしまうんですよね。
    目に焼き付けておかないとですね。

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