日比谷からそのまま、ガードをくぐり、リクルート方面へ向かう。
目指した先はクリエイションギャラリーG8の「◯△□展」。
丸(長友啓典)、△(浅葉克己)、四角(青葉益輝)の
デザイナーデビュー50周年を迎えた三氏による、
「いま、古希の神が舞い降りる」というサブタイトルの新作クリエイション展。
コピーライター日暮真三氏が提示した「時代を象徴する10の言葉」というお題に
それぞれが新作ポスターで応えるというもの。
10の言葉は、「高齢化社会」とか「IT」とか「エコ」とか
時代を表す言葉ばかり。
それをどう表現するか?
長友啓典のユーモアが忍ばせてあるのもよかったが、
浅葉克己の、ラピスラズリの地球儀や隕石をモチーフにした作品が印象的だった。
70歳にしてこの、前へ、そして深く進もうとする姿は励みになる。
実家の母が、73歳で、陶芸や短歌に勤しみ、
さらに新しいことをやろうとしていることがダブってくる。(レベルは違うが。。。)
あと、展覧会用の冊子が楽しい。
一部1000円だが、読み応え充分。
全長9メートルの細長い紙に、1960年に遡り年代ごとに三氏の作品が並べられている。
その時代を振り返るコメントも載っているので、
作品集としてだけでなく読み物としても楽しめる。
そうそう、会場で流れていた「コキコキブラザース」テーマソング、
(作詞:日暮真三 作曲:中島信也)
耳について離れない。すごいパワーだ。
恐るべし70代パワーに
負けちゃいられナイス!