先日、美篶堂で学んだ手製本。
そのときと同じ製本キットで、今度はひとりで手製本にチャレンジ。
「はじめての手製本」(美術出版社)をお手本に、
竹の指輪も使ってみる。
ひめ糊やボンドを混ぜ合わせて「糊ボンド」の準備も完了。
本文と見返しを折り合わせ、
寒冷紗を背に貼る。手触りがここちよい。
そして、表紙の裏面に糊をぬったり、
板紙を貼って、表紙くるみ、見返しを貼る。
そして、最後に竹ひごを溝にかませて、完成。
とまあ振り返ると淡々としているが、
一つ一つの作業が、体に染み付いていないので、
頭も体もフル回転。汗だくの作業になってしまった。
で一晩おいて出来上がったのがこれ。
細かいところを比べると、覚束ないものだが、
それでも自分でやってみたものには、愛着が湧く。
美篶堂との出会いは、たまたま入った渋谷の書店に
虹色ブロックメモが並べてあったのに始まる。
それが、自分でやることにまでなるとは。
前回ブログに書いた後、手製本のワークショップに申し込んだという
知り合いまで出てきた。
伝わっていることがとても嬉しい。
そして、じっと手をみる。
伝わることを生み出している手のひら、
不恰好だが、ナイス!