【ナイスTOKYO】中目黒の夜道、立原道造をカウブックス

中目黒へ行くのに、

せっかくなんで、恵比寿から歩いてみる。

代官山の交番前を細い道に入る。

暗い。。。淋しい。

代官山の夜の道

代官山の夜の道

車もほとんど通らない。ましてや人気なし。

こんなところもある。

そしてその先にあるのが

COWBOOKS

cowbooks

cowbooks

わざわざ遠回りしていってみたので、明かりが、やさしい。

今回は、立原道造に「出会う」。

最近はずっと「のちのおもひに」が頭の中でリピート。

夢はいつもかへつて行った

で始まる沁みる詩だ。

そして「盛岡ノート」(東山堂)を購入。

立原道造「盛岡ノート」とカウ

立原道造「盛岡ノート」とカウ

(「盛岡ノート」と写した牛の置物は、ずいぶんと前(7〜8年くらい?)、恵比寿のアメリカ橋のあたりに定期的にカウブックスがお店(トラック)を出していた時に、本を購入していただいたもの。)

昭和13年に書かれた作品で、

昭和53年に出版され、一昨年再刊されたというものらしい。

言葉が、言葉としてある。

声に出して読みたい言葉が詰まっている。

たとえば、

時はしずかだ もうぼくのちいさいささやきに耐えないほど 時はみちている

などと。

ペンで書いても、キーを叩いても、携帯で打っても

言葉は変わらない。

伝わる言葉は、声に出されることを望んでいる。

声に出したい言葉、ナイス!

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