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2011年12月11日付の信濃毎日新聞日曜版の連載企画「始発駅 信州よ」で取り上げていただきました。
長野県でしかなかなか購入していただけない新聞ではありますが、
人物紹介ということで、子どもの頃のことや、親のこと、また現在の出版活動や今後の展開など、丁寧に取材をしていただきました。
10月に刊行したばかりの「泣きむしハナ泣かなかった」特装版(文:東野ひろあき、絵:川崎あっこ)の製本を、長野県の伊那にある美篶堂(みすずどう)にしていただいたこともあり、
そんな紹介もしてくださっています。
また、「思い出の風景」ということで、東京に出てくるまで毎日のように見上げていた三登山のことをお話ししたところ、
わざわざカメラマンの方が出向いてくれて、同じようなアングルで写真を撮ってきてくださいました。
これまでの出版社での編集者時代には、多くの方々の取材をするほうでありましたが、されるというのは慣れておらず、まとまりのない話になってしまったと思っていましたが、
報道部の記者の方に、とてもうまくまとめていただきました。
とてもありがたいことです。
信濃毎日新聞は、子どもの頃からとてもよく読んでいて、いちばん触れていた活字媒体でもあります。そのせいか、いまだに帰省すると、「読みやすい新聞」だと感じます。
そんな慣れ親しんだ新聞への掲載で、気恥ずかしことばかりですが、これまでのことを振り返るよい機会ともなりました。
「人にやさしく 本にやさしく」という思いはそのままに、「本のゆりかご」となる出版社を目指していければと思っております。
今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。
杉田龍彦
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