丼にご飯をいれたまま置いておくと、知らない間に、ご飯の上で寝そべっている。
体長は15cm程である。
美味しそうと、思わず食べようとすると。
「コラ!!痛いがな!!何すんねん!ぼけ!!」て怒られる。
その声は、かなりの低音ボイスで、我々は小さい生き物は「鬼太郎のとうさん」みたいに「オイ、鬼太郎!」と高音でしゃべると思い込んでるから、突然、「麒麟の川島」みたいな低音のドスの効いた声で怒られるから、そのギャップにビックリする。
念のため「天丼くん」は、もちろん「麒麟」ではない。
第一「麒麟」の天ぷらは美味しそうじゃない。
「麒麟」で美味しそうなのは、あの足の太ももなんかは、かなり美味しそうである。
それから、首も美味しいに違いない。
塩コショウでソテーしてステーキにしたら美味しいだろう。
でも、よしんば、体長15cmの「麒麟」がいたとしたら、その料理方法は「唐揚げ」だろう。
間違っても「天ぷら」じゃないので注意しよう。
「天丼くん」は、たまに夜中に丼から抜け出して台所で、こっそり、カップラーメンを食べたりする。
その様子が「YouTube」にUpされているから、検索して探すといい。
でも、削除されてる恐れもある。
「子供が見て怖がっている」という苦情のメールがくるからだ。
その時は容赦願いたい。
ところで「天丼くん」が「ウドン」の上にのったら「天ぷらウドンくん」になると
思うかもしれないが、今の所「ウドン」の上に寝そべったという事実はない。
最後に「天丼くん」に海老の尻尾が付いてるのが不思議に思うかもしれないが、海老の尻尾があるほうが、天ぷらぽく見えるからだ。
生き物とは、本来、そういう不合理も不思議も含んでるから気にしない方がいいと思う。